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福祉関連の本の紹介と、ちょっとした福祉にかんする話題を提供するコーナーです

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1月14日、東京に大雪が振りました。新宿から成田エキスプレスで成田に行く予定だったのですが、成田エキスプレスが動かず、タクシーで行こうにも40分待っても1台も来ず。結局、京成でなんとか搭乗時刻ぎりぎりに国際空港に到着。ところが、それからフライトが延びて、結局、17:05出発の予定が21:00すぎてからになりました。


それでも9時間すぎにロサンジェルスに到着。NPOの方に迎えにきてもらっていたので、楽にリトルトーキョーに到着。助かりました。ありがとうございます。


18:00に夕食を食べに町に出ましたが、にぎやかというわけではなかったです。さすがにレストランは日本食が多く、越路という焼き鳥屋さんで食事。隣の席には、コリアンの人たちがにぎやかに食べていました。
スーパーも日本のものがいっぱい。

MIYAKOホテルでは、フロントも日本語でOKだし、TVも日本の番組をやっているので、まだ日本にいるみたいです。


リトルトーキョーのNPOの活動を明日から2日間勉強します。ご報告できればと思っています。
「移民高齢者の虐待・ネグレクト」


先日、カナダの研究者の方に、カナダの移民高齢者にも虐待・ネグレクト問題があるというお話を聞きました。


カナダでは移民が年間25万人と多く、高齢化率は抑えられている。だが、かつてやってきた若い移民たちが結婚し、子どもを産み、保育を受けるだけの資力がないため、子守りとして本国から親を呼び寄せた。その親たちが、次第に老いてきたけれども、その老親をケアする力がなく、結果としてネグレクトになっているという。


ただ、それは家族の問題というだけではなく、コミュニティや社会の問題でもあるということだ。老親たちは言葉ができないため社会になじめない。また、小国から集団としてではなく個人々で来た人々は、チャイナタウンやコリアンタウンなどのようなコミュニティを作ることもできず孤立している。


仕事をもったとしても自営業が多く、年金額が少ない。年金のない不法入居の親たちもいて、多くの移民高齢者が自分の自由になるお金をもっていない。そのため、子ども家族に頼らざるを得ない。だが、子ども世代にそのゆとりはない。


そして、カナダでも新自由主義の影響でソーシャルサービスが制限され、家族をサポートする施策がない。移民には購買力のない人が多く、市場サービスを購入することはできない。移民高齢者に対する教育や住宅サービス、福祉サービスも限られていて、サービスにつながりにくい。


お聞きしていて、移民高齢者のネグレクト問題というよりも、「社会的排除」として取り組むべき問題ではないかと思いました。


お話しされた先生が、高齢者が当事者として参加する「移民高齢者と虐待・ネグレクト研究のためのネットワーク」を構築しようとされているのも、こうした「社会的排除」問題としての側面を認識されているからだろうと思いました。今日、ソーシャルアクションに当事者参加は当然のこと、ということもおっしゃっていましたが。
東洋大学の森田明美先生が、東日本大震災子ども支援ネットワーク事務局長として活動なさっています。1月13日13時から、東洋大学白山校舎2号館16階白山スカイホール で、「 子どもたちと一緒に考える被災地の復興支援の今後 」を話し合う会を開催されます。私は、当日、学会関係の仕事があるので参加できませんが、関心ある方はどうぞご参加をください。被災地の子どもたちの報告とその支援者の話を受けての話し合いだそうです。森田先生の基調報告もあります。
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日時:2013年1月13日(日)13時~17時
場所:東洋大学白山校舎2号館16階白山スカイホール
司会進行:荒牧重人(東日本大震災子ども支援ネットワーク運営委員 山梨学院大学教授)
森田明美(東日本大震災子ども支援ネットワーク事務局長 東洋大学教授)
<報告と討議>
1 基調報告:東日本大震災における子ども支援の取り組みのこれまでとこれから
森田明美(東日本大震災子ども支援ネットワーク事務局長 東洋大学教授)
2 被災地の子どもたちの報告とその支援者の話を受けて話し合う
第1テーマ
岩手県山田町ゾンタハウスの高校生と支援者の報告と提起
サポート:NPOこども福祉研究所と東洋大学支援ボランティア学生
ファシリテーター:浜田進士(関西学院大学)
第2テーマ
南三陸町の中高校生たちと支援者の報告と提起
サポート:NPOキッズドア
ファシリテーター:林 大介(文部科学省)
3.共同討議
2つのテーマに関する討議の報告を受けながら参加者が一緒に考える子どもたちの
支援のあり方
4.参加団体からのメッセージ
<全体討議>
【主 催】 東日本大震災子ども支援ネットワーク
東洋大学白山校舎2号館608号 森田明美研究室
TEL・FAX 03-3945-7481 E-mail :info@shinsai-kodomoshien.net
【後 援】 東洋大学東日本震災問題対策チーム
*この事業は、NPOアビリティクラブたすけあいとNPOこども福祉研究所の支援を受けて実施します。
番外編 No12 飛び出す日本人女性たち


『ソーシャルワーク研究』という雑誌の36-3号に、横田恵子さんが「移民の女性化とソーシャルワーク実践――越境するさまざまな層の女性たちと、結節点づくりとしての支援実践の可能性――」という論文を載せています。この論文の前半は、<滞日外国人女性の困難>について論じたものですが、後半は<越境する日本人女性たち>として、海外に長期滞在する女性たちについて書いています。

横田さんによると、2007年に日本人の女性人口は初の減少に転じたが、その理由は「社会減」であり、その「社会減」の主たる原因は海外に長期滞在する20代から30代女性が増加していることにあるのだそうです。

横田さんは、この年代層の女性たちが日本社会のなかでの生きづらさを自覚し、社会からのさまざまの役割を忌避する手段として、比較的気軽に国境を超えるようだ、と述べて、オーストラリアに長期滞在する日本人女性たちの事例を紹介しています。

彼女たちは、「日本社会で味わう閉塞感・疲労感からのがれ」、「自分らしさ」や「自由」を求めて国境を越え、長期滞在し、国際結婚をしていく。しかし当然、うまくいく事例ばかりではなく、学校や職場になじめないケースや暴力・性被害などのケースも増えているそうです。

たしかに、日本社会で生きづらさを感じ、海外に飛び出して、長期に渡って帰国しない30代の女性たちが私の周囲にも数人います。現地で国際結婚し共働きしている女性もいれば、独身で頑張っている女性もいます。「日本では女性は働きづらい」、「ワーキングマザーの負担が大きすぎる」、「人間関係がウエットでしんどい」彼女たちはそんなふうに言っています。

もちろん、横田さんが指摘しているように、うまくいく事例ばかりではない。飛び出す数が増えれば増えるほど、不適応事例も多くなる。また、国際結婚した人たちの離婚や子ども引き取り問題もますます大きな問題になってくるでしょう。

しかし、それでも、この流れは止まらないでしょう。かりにワーキングライフ・バランスが充実したレベルになったとしても。

横田さんの論文が掲載された『ソーシャルワーク研究』は、「グローバリゼーションとソーシャルワーク」という特集を組んでいます。日本のソーシャルワークも、このテーマに本格的に取り組んでいく時代になったのですね。
番外編 No11 「小型ヒューマノイド・ロボットの魅力」


先日、障害をもつ中高生を対象に行われた「技術が拓く障害学生の大学進学~支援技術体験~」(東京大学先端科学技術研究センター巖淵研究室主催)に行ってきました。

聞くこと、読むこと・考えること、書くこと、見ること、を支援する支援機器をどう使うか、ケータイやiPadなどをどう利用するか、そうしたことを、障害をもつ大学院生やスタッフが中心になって、中高生に説明し、実際に使ってみてもらって質問を受ける、というものでした。

支援機器だけでなく、障害をもつ先輩の活躍する姿を見、話をすることができたことは、障害をもつ中高生にとって、大いに刺激になったのではないかと思いました。

その支援技術体験に先立ち行われたのが、先端研特認准教授の高橋智隆氏によるロボット研究のお話。これも刺激的でした。Panasonic乾電池のEVOLTA の広告に使われている小型ロボットを初め、いくつものかわいらしい小型ヒューマノイド・ロボットをひとりで創ってこられた方です。

学部は社会学で、就職試験に失敗した後、工学部に入り直したという変わり種。ロボット製作に携わるようになった経緯や、製作過程のお話も面白かったのですが、この小型ヒューマノイド・ロボットが、人間と他のロボットやホームセキュリテイ、家電製品、他の人間とのインターフェイスになる、という話は大変興味深かった。

小型ヒューマノイド・ロボットは人間に近い姿をしており、かつ小さいのでかわいらしい。だから、つい声をかけたくなる。ヒューマノイドがそれに答えてコミュニケーションをする。ヒューマノイドはそのコミュニケーションを通じてその人の情報を収集し、その人のライフスタイルに合わせて自動的にエアコンのスイッチを入れたり、お掃除ロボットの電源を入れる、本人に代わって遠くに住む家族のケータイにメールを送る、といったことをする。

今後、一人暮らし高齢者、しかも軽度認知障害や虚弱の高齢者が急増していきます。この小型ヒューマノイドの性能が高まり、かつ、さほど高くない値段で買えるようになれば、これは大変便利な支援機器、かつ、「代理家族」になります。

期待したいですね。高橋先生、頑張ってください。ちなみに、高橋先生は30代半ばくらいのイケメンです。
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