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福祉関連の本の紹介と、ちょっとした福祉にかんする話題を提供するコーナーです

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No82  荻原浩  『明日の記憶』  光文社  2007年

キーワード:若年性認知症、アルツハイマー

若年性認知症を扱った本書は、渡辺謙が主演して映画になった。それを見損なったので、書店に平積みにしてあった文庫本を読む。

クリスティーン ボーデンの『私は誰になっていくの?―アルツハイマー病者からみた世界』など、認知症の方が自ら病との戦いや対処のプロセスなどを表現するようになってきた。ブログで毎日の生活や思いを綴っている方もいる。テレビに出演したり、講演する方たちも出てきた。まだ偏見の強いわが国において、勇気ある行動だと思う。

本書は小説だけれども、認知症かもしれない、という強烈な不安に駆られる毎日、認知症と医師から告げられたときの衝撃、職場での必死のパッシングやメモの努力と非情な仕打ち、配偶者との気持ちのすれ違い、何かに賭けようとする強い焦り、、、、、どれも、ひどくリアリテイがある。

救いは、主人公の佐伯が職場を辞めた後、絶望して閉じこもることなく、趣味の陶芸を介して外に出ることだ。しかし現実には、もっと厳しい状況があるに違いない。

若年性認知症の方々に対する労働や作業を中心としたデイプログラム、こうした試みが地域の民間団体などを中心に登場してきている。若年性認知症の方とその家族を孤立させ、閉じこもらせない支援が、各地にできるといい。
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【明日の記憶】についての検索結果をリンク集にして…
明日の記憶 に関する検索結果をマッシュアップして1ページにまとめておきます…

2008.01.23 15:10 | あらかじめサーチ!

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