FC2ブログ

Book+

福祉関連の本の紹介と、ちょっとした福祉にかんする話題を提供するコーナーです

イギリスでは、最近、ブレアが政権の座を降りましたが、ソーシャルワーク関連の文献をみていると、ブレアによるニューレーバーの社会福祉政策は、ソーシャルワーク研究者や実践家の間で、評判があまりよくないですね。

ブレア政権は、社会的排除を防ぐための雇用促進事業に、個々の失業者の相談に応じ、その人に合った援助のパッケージを提供する「パーソナルアドバイザー」を採用しました。

これは、対人関係スキルを使って個別的な支援を行っていくもので、ソーシャルワークと変りません。しかし、「パーソナルアドバイザー」たちは、ソーシャルワークの資格ももたないボランタリーセクターに雇用された人々で、もちろん、ソーシャルワーカーという認識をもっていません。

公的機関にいるソーシャルワーカーは、そうした新しいプログラムの実行者としてみなされず、児童虐待や要介護高齢者のアセスメント、リスクマネジメントなど「管理」役割の実施を重視されて、対人関係スキルを活用する機会を失いつつあるようです。

もちろん、それは誇張した見かたにすぎず、高齢者のケアマネジメントを行っているソーシャルワーカーも、やはり対人関係スキルを活用して支援している、という主張も一方にあります。

いずれにしても、イギリスのソーシャルワークがクロスロードにあることは間違いないようです。では、わが国は?
スポンサーサイト














管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://beagles.blog15.fc2.com/tb.php/81-0c17fae1