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福祉関連の本の紹介と、ちょっとした福祉にかんする話題を提供するコーナーです

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No.10 横川善正『誰も知らないイタリアの小さなホスピス』岩波書店 

キーワード:ホスピスケア、ボランテイア、NPO

3年前の夏、父が急逝した。2回目のガン手術の後に。手術が成功してよかったね、と話し合ったその夜から様態が急に悪くなり、意識不明のままICUに入って4日目だった。その間、家族はどうしてなのかと医師に問いただし、処置をめぐって家族同士で口論した。たった4日間で、これまでの人生で泣いた量に匹敵するくらい泣いた。濃密な時間だった。

末期ガンに侵されターミナルを生きる人、家族は、きっと、私の経験したジェットコースターのような感情の揺れを何度も体験するのだろう。本書は、そうした人たちに寄り添うボランテイアを組織した女性と、仲間の話である。

社会学的なNPOの発展過程分析でもなく、社会福祉学的なNPOの組織論でもNPOによる支援方法論でもない。美大の教員で、たまたまの出会いで女性の友人となった日本人男性が、自分の疑問を確かめるように、話を聞き、まとめをストーリーにしたものだ。
でも、濃密な時間をすごす人々に寄り添うことはどういうことなのか、また、そうした行為を組織化するということはどういうことか、本書からいろいろ学びとることはできると思う。
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『誰も知らないイタリアの小さなホスピス』
あなたは、死を迎える瞬間、 どこにいたいですか? 何をしていたいですか? そして

2006.01.10 23:08 | 柴田祥の金沢八景芸術祭

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